THERMAL INSULATION STANDARDS COUNCIL
断熱・保温規格協議会
断熱・保温規格協議会について
1.断熱・保温規格協議会とは
断熱・保温規格協議会は、建物や産業設備で使われる断熱材・保温材について、安心して使える標準・基準(規格)をつくり、整えるための専門団体です。国際規格であるISOや、日本産業規格(JIS)のうち、断熱・保温に関わる規格の制定・改正などの開発を担っています。会員企業・団体が協力し合い、最新の技術や知見を取り入れながら、日本の産業の発展と、より快適で省エネな暮らしの実現に貢献することを目的としています。
また、これらの取り組みは、業界を代表する一般社団法人日本保温保冷工業協会※と密接に連携しながら進められています。
※一般社団法人 日本保温保冷工業協会:保温保冷に関係する、工事会社、販売会社、製造会社 約510社で構成される専門業界組織
2.断熱・保温規格協議会の主な事業
断熱・保温規格協議会は、建物や産業設備で使われる断熱材・保温材について、安心して使える標準・基準(規格)をつくり、整えるために、次のような事業を行っています。
1)国際規格(ISO)の開発への参画
世界共通の標準・基準づくりに、日本の専門家として積極的に参加しています。
- -ISOの専門委員会(ISO/TC163/SC3)との連携(例:国際規格案の投票などの対応)
- -ISO/TC163/SC3国内審議委員会の運営
- -ISO国際会議への委員の派遣
- -日本でのISO国際会議開催の支援
- -官公庁・関連団体との連携
- -技術資料の収集と活用
これらを通じて、日本の技術や意見を国際規格に反映させることを目指しています。
2)日本産業規格(JIS)の開発
日本国内で使われる断熱・保温に関するJISの制定・改正を行っています。
- -JIS委員会の運営
- -JIS原作成委員会(規格の原案を作成する委員会)の運営
- -官公庁・日本規格協会・関連団体との調整
主に、断熱・保温規格協議会 及び 一般社団法人日本保温保冷工業協会が原案作成団体となっている規格を対象とし、日本の産業や暮らしに合った、信頼できる標準・基準づくりを進めています。
3)目的達成のために必要なその他の活動
国際規格・国内規格の開発を円滑に進めるため、必要な調査、情報収集、関係機関との協力など、さまざまな活動を行っています。
沿革
| 1951年 | 東京保温保冷工業協会が通産省(現経産省)より工事と保温材料のJIS原案作成の委託を受け「保温保冷工事施工標準委員会」「保温保冷材料専門委員会」を設立 |
|---|---|
| 1952年 | JIS、9件制定 |
| 1968年 | JIS原案作成の委託先が東京保温保冷工業協会から日本保温保冷工業協会へ変更されることをきっかけとして、東京保温保冷工業協会とは財政的に独立した組織として、保温材工業会を中心とした保温保冷規格協議会を設立し、日本保温保冷工業協会が原案作成団体であるJISの制定、改正作業を代行することとした(会員:保温材料関連工業会及び日本保温保冷工業協会) |
| 1976年 | ISO/TC163「断熱」設立、米国にて第1回国際会議開催。 |
| 1979年 | 日本がTC163のPメンバーとなり、日本保温保冷工業協会がTC163の国内事務局となった。これに伴い、7月1日にISO/TC163断熱国内審議会設立。(会員:保温材料関連工業会、石膏ボード工業会、日本サッシ協会など建材関連工業会及び日本保温保冷工業協会) |
| 1999年 | 4月26日 保温保冷規格協議会とTC163断熱国内審議会を統合し断熱・保温規格協議会を設立。 |
| 2001年 | TC163の名称が「断熱」から「建築環境における熱性能及びエネルギー使用」に改正された。断熱から建築環境の熱性能、エネルギーという大幅な改正に伴い、断熱・保温規格協議会は断熱材料を所管するTC163/SC3「断熱製品、部品、システム」のみを担当することとし、TC163及びTC163/SC2「計算方法」の国内事務局は(一社)建築・住宅国際機構(IIBH)殿に、また、TC163/SC1「試験及び計測方法」の国内事務局は(一財)建材試験センター殿に移管された。 |
| 2025年 | JIS A 1491 建築用断熱材の長期断熱性能の収束値評価方法-1~3の3件制定。 |
会員団体
- ロックウール工業会
- 硝子繊維協会
- けい酸カルシウム保温材協会
- パーライト保温材協会
- 日本セルローズファイバー工業会
- 高発泡ポリエチレン工業会
- 押出発泡ポリスチレン工業会
- ウレタンフォーム工業会
- (一社)日本ポリエステル断熱材協会
- 日本羊毛断熱協会
- 発泡スチロール協会
- フェノールフォーム協会
- (一社)日本保温保冷工業協会
所在地・連絡先
| 名称 | 断熱・保温規格協議会 Thermal Insulation Standards Council(略称 TISC) |
|---|---|
| 会長 | 亀津 克己 (一般社団法人 日本保温保冷工業協会 会長) |
| 住所 | 〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-10-7 信成ビル3階(日本保温保冷工業協会内) |
| 電話 | 03-3865-0785 |
| FAX | 03-3865-0787 |
| Eメール | hanashima-k@jtia.org |
| 交通のご案内 | JR総武線・都営地下鉄浅草線「浅草橋駅」東口出口より徒歩2分、西口より徒歩1分 |
